フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラにてMUSHIN JAPANESE CAFEを展開している日本人のTakaです。
コロナショックは今も続きますが、たこ焼き、ラーメン、餃子などの食べ物に加えて、飲み物を販売しながらどうにか暮らしています。
前回はこちら
大量に使用していたソースとマヨネーズ
・・・ピコピコ
あれ?
計算してみたら以前と比較して毎日450ペソ~550ペソ失ってる。
ひと月30000円失ってるぞ、これ…
売り上げが伸びているのに、私の手持ちのお金がどうにも増えません。
確かに韓国人オーナーにお金を支払ったり、隣接するお店との間に網戸を貼ったりしましたが、それだけとは言えない理由がありそうです。
そこで販売している商品の原価計算をしてみると、すぐに理由がわかりました。
マヨネーズとソースを大量に消費していたのです。
計算をしてみると、高校の時に販売していた時と比較すると、たこ焼き一つあたりに使用するソースの量、マヨネーズの量は2倍以上になっていました。
基本厨房仕事ばかりしていたので気が付きませんでした。
実に毎日450~550ペソ、約1000円以上無駄に消費していました。
ひと月3万円捨てるのと同様ですね。
お客が食べた後のたこ焼き容器にはソース、マヨネーズ共にべったりです。
もともとのたこ焼きの原価率は約30%だったのですが、なんと45パーセント程度で販売していたこともあったことになります。
地獄ですな。
そこで策を講じることにしました。
たこ焼きソースに関して
これまではボトルからそのままたこ焼きにかけていました。
たくさんの量がいっぺんに出てしまうのですね。
なので今回は刷毛を使って塗ることにしてみました。
結果的には、たこ焼き全体にソースを塗ることができるとともに、使用料は以前の半分以下になりました。
しかも見た目はたくさん塗っているように見えるので視覚効果も抜群です。
これで無駄な出費を避けることができそうです。
ちなみに、オタフクソースが異様に高いので、オタフクソースに様々な市販されているものを足して、味をキープしながら量と粘度をアップさせて、たこ焼きに長時間へばりつくようにしています。
マヨネーズに関して
これまで使っていた容器はいいのですが、
5つの穴から同時にたくさんのマヨネーズが出てしまうということで、いくつか穴をふさいで同時に出る量を加減することにしました。
これでマヨネーズの使用量も加減することができそうです。
また、キューピーマヨネーズが高いのでネットでイロイロと調べ、市販の外国のマヨネーズにあれこれ足して、ほとんどキューピーマヨネーズと同様の味にすることができました。
なんか、ソースもマヨネーズも偽装しているような気持になります。
偽装のことが気になったのでネットで調べているうちにミートホープの肉偽装にたどり着きましたが、それと比べると私は偽装にならないような気がしました。
勝手な思い込みですが。
キャベツのカットにかかる時間のコスト短縮
次はキャベツ。
多い日には1日に3キロ程度のキャベツを使っているのですが、カットに手間がかかる上に手が痛くなる、ということで何かいい方法がないか探してみることにしました。
私の手は水膨れと包丁だこができてしまっていましたし、女の子たちにこれをお願いするのは気が引けます。
結果的にはミキサーを使うことで解決
キャベツをざく切りにして
お水を入れて、スイッチオン。
わずか5秒くらいであっという間に細かくなりました。
キャベツの芯があっても関係なし。
後はおにぎりを握るように水を絞って即座に使用可能です。
これで今まで1時間以上かかっていたキャベツのカットも15分で解決です。
たこ焼き用キャベツ、餃子用キャベツがあっという間に完成です。
小さなことですが、無駄を省いてお金と労働コストの削減です。
2か月程度無駄にお金を捨ててしまっていましたが、気づけて良かった。
貯金ができればいいのだけれど、いつもトラブル続きなのできっとまたトラブルが起こるでしょうな。