MUSHIN JAPANESE CAFE 2020 その11 転売希望者の出現、勤務態度の課題

フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラにて暮らしているTakaです。

従業員を抱えながら、値段を抑えるためにひとつ22円でタコの入っていないたこ焼きや・280円のラーメンを提供し、生活を豊かにしようと奮闘中です。

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転売希望者がでてきました

これ転売していい?
(なんだこいつ・・・)
どういうことかもう少し教えていただけますか?
Taka
Taka
あなたのたこ焼きを販売価格で買い取って、上乗せして転売したいの。
わたし車あるからいいと思わない?
話の内容以前に社会性がないやつは安心してYESといえないねぇ。
Taka
Taka

想像していた通り、転売希望者が現れました。

ちなみにフィリピンにはたくさんの自家製製品がありません。

多くのお店はどこからか仕入れて、自分のところで販売する、要は転売スタイルです。

今回の私のたこ焼きに関しては、自分たちで作ることができないクオリティだったので、転売という方法に行きついたのでしょう。

ミルクティ屋さんのように何の違いものない製品が乱立状態になるよりはよっぽどいいです。

転売者の考え

・あくまでも私の販売価格で商品を買い取り、それを他者に転売したい

・味を変えたりはしない

・私が販売できないようなところに自家用車でデリバリーをしたい

私は転売を今回受け入れようと考えています。

彼らがいくらで転売するかは知りませんが、お店の知名度を上げるためにはたくさんの人に購入してもらうのが手っ取り早いからです。

ですが、単純に商品を渡すだけではチャンスを生かし切れていないと思ったので、今回はこんな感じでアドバタイズをします。

二人の転売希望者がいましたが、一人は自己紹介もせずに「転売していい?」といきなり聞いてきたマイナスイメージが定着した女性、

もう一人は自己紹介をし、終始敬語で私を尊重してくれた男性。

もちろん私の印象が良かったのは後者です。

最初の人は「なんだこいつ?」という気持ちになってしまいました。

私の借り入れている場所がボロだからなめてかかってきたのかもしれません。

とりあえず転売先にも印象付けをするために作戦を練りました。

容器にシールを貼ってブランド化

はがそうと思えばはがせるのですが、とりあえず転売先の購入者にMUSHINを知ってもらうためにシールを張り付けました。

これで気になる人が私のお店のことをフェイスブックか何かで調べてもらえる可能性が上がるし、記憶に残る可能性も上がるでしょう。

スタンプカードで購買力アップ

以前もあったのですが、100ペソ買うごとに1スタンプ提供。

10スタンプでたこ焼きひと箱無料。

こうやって人々にお得感をあげて、かつ食べ終わった後でも私のお店Mushinを思い出してもらえるようにする作戦です。

スタンプ10個というのもそれほど高いハードルではないはずです。

シールは700箱分印刷、スタンプカードは200枚の印刷で合計400ペソ、880円もかかってしまいました。

プリンターがあれば自分でこんな作業くらいできるのになぁ。

従業員の態度に関して

Jadeがどうにも働く態度に課題があり、改善できません。

勤務中のヘッドセットを使用は辞めましょうと伝え、合意を得たのにも関わらず、翌週になっても彼女はヘッドセットを使って働きながら誰かと話していました。

お客がいないときに使い始め、お客が来た時も外さずにヘッドセットを使用し、つけたまま会話と接客を続けている状態。

私が客なら「あんた何ふざけたこと客にしてくれてんの?あんたじゃ話にならんからちょっと店長呼べよ。」と言ってしまうような光景です。

二回目の注意をしたときは「Yes Sir」とはいうものの、悪かったですという態度は全く見せませんでした。

お客からクレームがあったため、そのことも伝えましたが上記の反応。

すでに1度注意したことなので、2度目の注意となりました。

また繰り返し3度目の注意になるようなら、

残念ですが受け入れは私にはできないので働くのをリタイアしてもらいます。

けど、どうしてでしょうね。

彼女はお金に困っていて、真剣に働かないといけない人です。

子供を作って、男に逃げられて、稼がないと暮らせないのに、それなのにも関わらず一生懸命に働かない。

いいお給料で働く機会をせっかくつかんだのに、そのチャンスを自分から放棄してしまう。

私には理解できません。

私が厳しすぎるのかと思っていたら、周りのフィリピン人さえ、彼女が働きながら携帯で話をしたり、イヤフォンをするのはおかしいと私に話してきてくれる始末。

Jadeにとっては、働くことよりも電話の方が大切なのかな…。

私はJosieが必死になって働いて、私に食らいついてきているのを見ています。

それに、かつてのMushinで働いたスタッフ達…

Samanthaも、Kristalも、Nealも、Michelleも、Jaizも、Nikkiも、Fannyも、みんなみんな必死に働いて、意見を出して、アイデアを出して、一生懸命にやってきました。

お給料がいいし、無料の食事が出るし、なにより仕事を楽しんでいたからだと思います。

だから、彼女のようなスタンスが私にはちょっと今回理解するのが難しい。

そんな人を選んでしまった自分も情けない。

今度は募集要項に「仕事中に携帯で話をしたり、仕事よりもチャットを優先する人は雇止めになります」とでも書けばいいのだろうか。

とりあえずは、「最初のひと月は使用期間としての雇用のため、問題があると雇い入れません」と伝えようかと思います。

障碍者雇用の時の経験を活かして、会社側、労働者側が安心して働いてもらえるようなシステムを作ります。

そして、精神衛生のためにももちろん美人を雇います。

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