フィリピン・イロイロの田舎町サンタバーバラで、ぼろいスペースを借り、相方のJosieとたこ焼きを販売しているTakaです。
なぜかハエが多いため悪戦苦闘中です。
前回はこちら
今回はハエの原因と対策に関する内容となっています。
悪臭が発生
ある日、Mushinに行くと、なぜか悪臭が。
床に汚水が…。
チキン屋の排水がこちらに流れてきています。
一応、洗剤のような粉をかけてます。
これで対策をしたつもりなのでしょうか?
文句を言う私に対して不機嫌になっています。
なんであなたが俺らに迷惑かけておいて、
うちのJosieが掃除をしなきゃならないのよ。
私が掃除をしようとすると「いいから、私がやるから」と不機嫌になるJosie。
彼女はチキン屋に詰め寄った私に対してイラついています。
ちなみに、私はあえてわざとJosieの前でチキン屋に対応を取りました。
1.仲が良くても線引きをしなければならないことがあること
2.面倒な役割は私が率先してすること
この2点をしっかり示したかったからです。
その後、Josieはだんまりでしたが、仕事を放棄することなく働き続けることができました。
これは大きな成長。
彼女は私に文句を一言も言っていません。
また、仕事を放棄してもいません。
半年前のJosieは似たシチュエーションの時に、私にガンガン文句を言って、泣いて逃亡していましたからね。
立派ですな。
閉店後の出来事
仕事を終えた後にお店を閉めて、Josieの友達のBrexyと3人でビールを飲みながらたこやきをつまむことになりました。
長身でスタイルのいい彼女。かっこいい。
しばらくしてから、私が会社員だったときに、上司と過ごすのは苦痛で価値がない時間だったことを思い出したこともあり、
「俺は帰るけど、好きなだけビール飲んでいいから。」
と伝え、帰宅した私。
我ながらいい対応をしたなぁ、と思いながら家で一人で飲んでたときのことです。
Josieから連絡が。
業者の人が「こんな大変な仕事をするんだから俺らにもビールご馳走してくれ」っていうから
あげちゃったよ。。。
ことごとく若い女に対してふざけた対応をしてくれる人たちですね…
私はイラついて現場に向かうことに…。
掃除業者と私
私は酔っていたこともあり、彼らが働いている前でソファーにドカッと座り、胡坐をかき、ビールを飲みながら彼らの仕事を監視していました。
悪臭を放ちながらだらだら働く英語の離せないフィリピン人二人。
チキン屋もマスクをして彼らと距離をとっています。
フィリピン人の仕事が遅いことにストレスを感じてしまったので、私は急遽彼らを手伝うことに決めました。
油と下水でギトギトの汚水にパイプを突っ込んだり、パイプで清掃できないような濃厚なドロドロ部分をバケツで処理したりしました。
「日本人の根性を見さらせ!偉そうにするだけじゃなくて、やるときはなんでもするんじゃい!!」
アパートのオーナー、チキン屋、Josieとその友達もかなりびっくりしていました。
ですが私は清掃作業をしていた若者二人と一緒に最後まで仕事をしたのです。
チキン屋が、彼らの言葉を翻訳し、
「こんなこと一緒にした人なんかフィリピン人でも一人もいなかった」
と伝えてくれました。
悪臭と油でひどい状態になり、はだしでその日は帰宅し、体を洗い眠ったのでした。
次の日に若干変化が
次の日、MUSHINに行くと、チキン屋の女性の態度がちょっと違う。
私に敬語で話をするようになりました。
アパートのオーナーもちょっと言葉遣いがまともになった気がします。
もしかしたら清掃作業を彼らと行ったことで、周囲の人に何らかの影響を与えたのかもしれませんね。
今は清掃時に飛び散った汚水が周囲に飛び散ったこともあり臭いがありますが、やがて悪臭も減っていくことでしょう。
清掃を6か月ごとにするということですから、また同じような問題が発生するのでしょうね。
まぁ、月の家賃は4000ペソ、水道代が500ペソという破格の条件のボロスペースなので贅沢は言えません。