フィリピンの高校でフードビジネス その4 たこ焼きの販売数が落ち着いてきました

フィリピンで飲食店ビジネス 

フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラ。

その高校で、どうにかたこ焼きの販売を始めた私です。

営業は午後の4時間だけですが、おかげさまで売れ行きは好調。

……とはいえ、商売というものはそう簡単にはいきません。


前回はこちら

フィリピンの高校でフードビジネス その3 ビザの関係でマレーシアに一瞬行ってきました
私の観光ビザの期限が近づいたため、今回は一度フィリピンを出国し、マレーシアへ行ってきました。正直なところ、この話は読んでくださっている方にとって、あまり興味のある内容ではないかもしれません。このブログでは、泥水をすすりながらでも前へ進もうと...

売上が少し落ち着いてきました

販売を始めた頃の勢いは、少しずつ落ち着いてきました。

とはいえ、私だけではありません。

学校内で営業している他のお店も、全体的に売上が下がっているように感じます。

現在販売しているのは、一日220〜250個ほど。

一度に28個焼けるたこ焼き機なので、8回前後焼いている計算になります。

原因はいくつか考えられます。

卒業シーズンが近づき、

午前授業だけの日が増えたり、

午後から登校しない生徒がいたり、

通常とは違う時間割になっていること。

もちろん、

「もうたこ焼きに飽きた。」

という可能性もゼロではありません。

商売は思ったとおりには進みませんね。

学校には長期休みがある

さらに驚いたことがありました。

私は勝手に、

「月曜日から金曜日まで毎日販売できる。」

と思い込んでいました。

ところが2月だけでも、

午後が休校になる日が3日。

そして先生から聞いたのが、

4月と5月は学校そのものが長期休暇になる。

……初めて知りました。

つまり、このままでは学校での売上は2か月間ゼロ。

これはかなり痛い。

3月中には、次の販売先や新しい収入源も考えておかなければならなさそうです。

時間ができたので新しい挑戦

販売が少し落ち着いたことで、以前より余裕ができました。

そこで、この時間を利用して新しいことを試してみます。

チリパウダーを設置

Josieから、

「フィリピン人は辛いものが好き。」

と教えてもらいました。

そこでチリパウダーを置き、

好きな人は自由にかけてもらうスタイルに変更。

実際に、かなりの生徒が楽しそうに振りかけています。

こういう小さなサービスも大切ですね。

サイコロチャレンジ

さらに、こんな企画も始めました。

3個以上購入した人はサイコロを振れる。

そして、

1か6が出たら、たこ焼きを1個プレゼント。

成功率は3分の1です。

普段の購入数は感覚的に、

  • 1個 約30%
  • 2個 約40%
  • 3個 約20%
  • 4個以上 約10%

という感じ。

狙いは、

「2個買うなら、もう1個買ってゲームに挑戦しよう。」

と思ってもらうことです。

友達同士でまとめて買ってくれる効果も期待していました。

やってみると予想以上に好評。

当たった生徒とはハイタッチ。

みんな本当にうれしそうです。

こういう体験も、お店の魅力になるのかもしれません。

白玉団子も復活

まだ白玉粉が余っていたので、

前日にJosieと一緒に団子を作り、

シロップに漬けて準備しました。

今回は、

  • きな粉
  • 抹茶

の2種類。

3個で25ペソです。

たこ焼きほど爆発的には売れませんが、

甘いものが好きな生徒には好評でした。

たこ焼きと白玉。

甘いものとしょっぱいもの。

商品に少し幅が出てきました。

高校生でも見えてくる貧富の差

毎日販売していると、生徒たちの生活も少しずつ見えてきます。

もちろん裕福な家庭の子もいます。

そういう生徒は、

たこ焼きを5個、

6個とまとめて買っていきます。

一方で、

1個だけ。

そう言って10ペソだけ払う生徒もいます。

その子たちは、他のお店でも10ペソ以内で買えるものを慎重に選んでいます。

例えば、

  • ポッキンアイス 5ペソ
  • 揚げた魚のすり身のおやつ 10ペソ

そんな商品の中から、

今日は私のたこ焼きを選んでくれる。

高校生にとって10ペソ、20ペソは、日本で私たちが感じる以上に重い金額なのだと思います。

もちろん、何も買えない生徒もいます。

そういう子たちは私のブースへ来て、

現地語で何か言い合いながら笑っています。

内容は分かりません。

私をからかっているのかもしれませんし、

友達同士で冗談を言っているだけなのかもしれません。

それでも、お店の前で楽しそうにしている姿を見ていると、

こちらまで元気をもらえます。

一歩ずつ前へ

売上は少し落ち着いてきました。

学校の長期休暇という新しい課題も見えてきました。

だからといって立ち止まっているわけにはいきません。

新しいサービスを試し、

新しい商品を増やし、

次の販売先も考える。

そんな毎日です。

それでも今は、

生活できるだけの収入を得られている。

それだけでも、数か月前の自分からすると十分すぎるほど幸せです。

さて、次はどんな壁が待っているのでしょうか。

 

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