フィリピンのイロイロにある田舎、サンタバーバラの学校でどうにかたこ焼き販売を始めた私です。
4時間だけの販売ですが、売れ行きは好調です。
前回はこちら
Contents
たこやきの販売数がちょっと落ち着いてきました
たこ焼きの販売数がちょっとずつ落ち着いてきました。
たこ焼きの販売数が、というよりも学校で販売活動をしている人すべての販売が減少している印象です。
今はだいたい4時間で220~250個のたこ焼きを販売しています。
1度に28個作れるたこ焼き機なので、8回くらいたこ焼きを焼いている計算ですね。
売れ行きが落ち着いてきた理由は、おそらくですが今は卒業シーズンになっているため、それに向け午前のみ授業になる、一定数の生徒は午後から来ないなどの変則的な日課表になっていることが関係していそうです。
私のたこ焼きに飽きたのかもしれませんが。
思ったようにはいきませんね。
当初は月曜から金曜まで販売が毎日できると思っていたのですが、2月だけですでに午後がノークラスデーになること3日間。
さらに、4月、5月は学校自体が休みになる、とのことでした。
そんなこと初めて知った。
ということは、このままいくと4月、5月は学校での売り上げがゼロになってしまうということです。
次から次へとピンチが訪れますね。
どうにかして3月末までに次の一手、二手と手を打つ必要がありそうです。
今回はとりあえず時間があるうちにサービスの追加と、ほかの商品も試してみることにしました。
たこ焼きのバリエーション追加と、新しい商品の販売
以前はとんでもない忙しさでしたが、今はまだ時間の余裕がちょっとだけできたので、この機会にできることをしてみます。
チリパウダーの設置
フィリピン人は辛いものが好き、とJOSIEに言われたので、チリパウダーを置いて使いたい人は自由にどうぞ、という形で使えるようにしました。
確かに一定数の人はチリパウダーをフリフリしています。
よしよし。
チンチロリン勝負
また、たこ焼きを3個以上購入する人はサイコロを振ることができて、①か⑥の目が出たら一つサービスすることにしました。
生徒の購入数は感覚的に
1つ・・・30%
2つ・・・40%
3つ・・・20%
それ以上・・・10%といったところです。
これまで二つ購入していた人が、ちょっとだけ頑張って3個購入してくれることに期待し、成功率33%のゲームにチャレンジすることで全体的な売り上げを上げることを狙いにしました。
または、友達を誘って3個以上の購入をしてくれることや、フィリピン人の陽気な性格とサイコロゲームを楽しんでくれることも期待していました。
実際にやってみたところ、なかなか好評。
無事にゲットした人にはハイタッチをしてみましたが、みんなうれしそう。
このまま続けてみるつもりです。
白玉団子をまた販売してみました
いまだに白玉粉がたくさんあるので、前日にJosieと一緒にこねて茹でて、シロップに漬けておきました。
金額は3ピースで25ペソ。約55円です。
これもたこ焼き同様、紙皿と爪楊枝で販売できるので楽です。
きな粉と抹茶味で販売を試みました。
たこ焼きのような爆発力はありませんが、そこそこ売れます。
たこ焼きのようなしょっぱいものと、白玉のような甘いものでバランスよくなったかも。
高校ですでに貧富の差がわかりやすいほどある
お金に関してです。
フィリピンは裕福な国ではないのは十分承知でしょうが、お金がない状況は私がたこ焼きを販売しているだけでもわかるほどです。
たしかにお金がある子供も一定層います。
私のたこ焼きを一人で5個くらい購入しちゃえる子供もいるのです。
その反面、一つだけ購入する生徒もいます。
一つだけ購入ということは10ペソ、約22円です。
そういう生徒は、普段も10ペソで購入できるものを、ほかのお店で注意深く購入します。
ポッキンアイスが5ペソ、カンコンと呼ばれる、魚のすり身のようなものを油で揚げた歯ごたえのあるおやつが一口サイズ7個くらいで10ペソ。
そんな中で私のたこ焼きをたまに選んでくれるのです。
生徒にとっての10ペソ、20ペソの重みは、なかなかなもののように見えます。
もっとお金がない生徒は何も購入しませんが、私のところに冷やかしに来ます。
私が理解できない現地語で何かを一方的に話し、それを聞いている彼らの友達がニヤニヤしていたり、他の生徒が怒ったりしていることからして、私をからかっているのかもしれません。
そんな感じの子たちですが、私のお店でワイワイしている姿を見ていると、元気がでます。
今は小さな町で小さい規模での販売をしていますが、今後はどうなるのでしょうか。
とりあえず今は生活するための収入を得ることができて、生活ができるようになってよかったな。