フィリピンでストリートビジネス準備 その10 ついにパスポートを奪還しました

フィリピンではすべてにおいて日本よりも手続きが遅いです。

例え弁護士さんでもこちら主導でプランを作り、進捗の確認を繰り返さないと仕事がストップすることも普通にあります。

やれやれ。

お金の支払い、パスポートの奪還二つの課題がある私。

まずはパスポートにのみ目を向けることにしたのです。

前回はこちら

毎週日曜日にたこ焼きを人通りの少ないアパート前で販売する傍ら、Josieが通うサンタバーバラナショナルハイスクールでの販売に目を付けた私。...
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パスポートがようやく自分の手元に戻ってきました

タイトルが結論になっていますが、2か月という時間を費やし、パスポートの奪還にようやく成功しました。

今回はそのことに関して、これまでのことを含めて順を追って話していきます。

WE Academyのマネージャーに連絡し、学校に訪問

11月の第1週に、WE Academyのマネージャーに連絡し、私のパスポートの有無を確認しました。

フィリピン人マネージャーの返事は「パスポートは管理者が持っている。」

とのことでした。

そこで私はお金の支払いと共にパスポートの返却を伝え、合意形成をしたのちにアカデミーに行きました。

しかし、語学学校は私に本来支払わなければならないお金よりも大きな金額を支払うように弁護士を用意したうえで強引に伝え、支払わなければ私を刑務所に入れる、と脅してきたのです。

しかも、パスポートに関しては「そんなもん知らん!!」と大声で怒鳴られるという結果になったのです。

私は納得がいかなかったので、私と学校側のマネージャーのメッセンジャーのスクリーンショットを取り、それを根拠に法律事務所に向かったのでした。

弁護士事務所に訪問

弁護士事務所でお願いしたことは、WE Academyに公的書類を送ることです。

内容は金銭問題の解決とパスポートの返却を速やかに行ってください、ということでした。

しかしながら学校側はそもそもの公的書類の受け取りを拒否。

その後の一般郵便での書類も無視、という対応をしてきたのでした。

その数日後、突然学校側のフィリピン人マネージャーから「私はあなたのパスポートなど最初から全く知らない。どこのエージェントに渡したのですか?」という内容のメッセージが送られてきました。

これは100%ありえないことなのです。

なぜかというと、私はWE Academyの下でワーキングビザ取得に向けてエージェントにお金を支払っていたのです。

もちろん書類関係はすべてWE Academyの名前です。

オーナーのサイン、フィリピン人マネージャーのサインもそこにたくさんあります。

弁護士さんにお願いすることを細かく確認しました

学校側と連絡を取り合うのを危険に感じた私は、弁護士さんにエージェントの連絡先を学校側から聞き出すようにお願いをしたのです。

私自身もエージェントの連絡先を知っていたのですが、エージェントの女性は自分の機嫌が悪いときや、不利な状況の時にはことごとく私の電話やメッセージを無視するような人です。

今回の件で私は9月から何度もメッセージや電話をしていたのですが、3か月間完全無視を貫くという姿勢を示していました。

ですが、WE Academyのマネージャーが弁護士に返信をすぐにしない、返信しても「エージェントの連絡先を知らない」などという見え透いた嘘を並べてくるわけです。

そこで私のもっている根拠を弁護士を通じて話してもらったことで、3週間を費やしてようやく電話番号を手にいれたのです。

ですが、今度はエージェントが電話にでません。

知らない番号からなので無視を貫いているようです。

その状態が2週間続きました。

イミグレーションに同行してもらいました

そこで弁護士にお願いし、イミグレーションに同行してもらいました。

すぐに行動を起こさなかったのは、私のビザが延長されていなかったら私の不法滞在がイミグレーションのスタッフの前で確定してしまうので、リスクが高いと判断したからです。

ですがそうこうもいってられませんんでした。

イミグレーションに向かい、事情を説明してもらうことに。

今回ラッキーだったのは、イミグレーションの主任が、以前私の弁護士さんの生徒さんだったことです。

私のパスポートはマニラで延長されていたので、イロイロのオフィスからは詳しいことはわからない、と言われたのですが、私の弁護士が主任と話した瞬間に「詳しい人がいるからちょっとまってほしい」と異なる態度を示してきました。

さすがフィリピン。

担当者登場。私も一度だけ話したことがある女性だったのですんなり状況を共有することができました。

彼女を通じて彼女が働いているエージェントに連絡をし、私のパスポートがそこに保管されていることを知ったのです。

エージェント曰く、

「TakaがWE Academyにいないから私たちも連絡できなくて困っていた。」という意味の分からない言い訳をして逃げようとするエージェント。

私の連絡先を知っていたのにも関わらずこれですからね。

話になりません。

突っ込んでも言い訳ばかりしてくるのは目に見えているので無視です。

エージェント事務所訪問

その後弁護士さんと一緒に弁護士事務所訪問。

WE Academyで私と話していた時は横柄で攻撃的だったスタッフが弁護士の前だと180度態度を変えた対応をしてきたのには驚きました。

私のパスポートを担当したスタッフが外勤だったために、弁護士と直接電話で交渉をしてもらうことになりました。

あらかじめ弁護士さんにお願いしていたのは、手続き不履行のための返金交渉です。

驚くほどすんなりと返金してもらえることになりました。

ただし、私はすでにAEPの22Kを支払い、手続きが終了しているので、ビザの支払い代17Kを基準としたリファウンドになるとのことでした。

以前私からセコイことを繰り返して小銭をかすめ取っていた人たちだったのですが、弁護士さんとわかったとたんにこの態度。

どうにかこうにか無事にパスポートを奪還することになりました。

私のビザの状況

ビザを確認してみると、私のビザは延長されていたので、2020年1月13日までは合法的にフィリピンに滞在することができるようになっています。

その後に関してはビザの期限が切れる前にイミグレーションに行き、観光ビザの延長をする必要があります。

フィリピンには最大で36か月間、3年間観光ビザで滞在することが可能です。

今、私は最後に入国した日から約10か月経過しているだけなので、全く問題がないことになります。

何はともあれ本当に良かった。

まずは第一関門突破です。

まだ、WE Academyオーナーからの請求金額交渉の問題が残っていますが、どうにかスムーズに解決できるようにまだまでベストを尽くしていきます。

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