フィリピンにはSMシティと呼ばれるというイオンのような大型ショッピングモールがあります。地元の人は「SM」と呼んでます。
イロイロ市もマニラやセブと同様にSMがあります。2つのSMがあるんですけど、載せてるのはおっきいほうのSMです。
Contents
近代化するフィリピン
SMはまるで日本のイオンのようです。
お店の中は清潔感があって、床も壁もぴかぴかしていて、外に出るとたくさんのタクシーやジプニーがお店の周りをぐるぐるしてる。外は34度も中は本当に涼しい。
お店は4階建てなので広いです。だいたい300近くの店舗がお店の中にあると思います。小さいのを入れたらもっとたくさんあるかもなぁ。
清潔感がありますよね。お客さんは10代、20代が多かったです。
ピカピカの床と大きなガラス。
フードコートにはピザ、アイス、ケンタッキー、ハンバーガー、ラーメン、地元系、日本料理…きりがないくらいの食べ物屋さんでいっぱい。フィリピンだとは思えないくらいです。
最上階は映画館になってました。いつも8つくらいの入り口があって、いろんな種類の映画が見られるようです。200ペソ未満で見られるので、だいたい日本円だと400円くらいかな。
こんな感じでWi-Fiも使用可能です。1時間限定ですがフリーWi-Fiがあるのはありがたい。
フィリピンのデパートやレストランでは1時間のフリーWi-Fiが結構みられます。フィリピンの若者はスマホをいじってばかりで、パソコンを触っている人はほとんどいません。
この飲み物は150ペソ。外の飲み物屋さんの4倍くらいの値段がします。
外と中とのギャップ
「フィリピンすごー!!」ってなるんですけれども、ちょっと外に出て5分も歩けば景色は変わります。
こんな感じです。この人たちも精いっぱいおしゃれしてSMに行くのかなぁ。
私がいろんなフィリピン人に聞いてみたところ、イロイロ市に住む多くの社会人は10000ペソ程度の収入で生活をしているようなんです。
ほとんどの市民はショーケースに並んでいる綺麗な服を買うことができないそうです。アディダスのスニーカーは1200ペソとかしますからね。
それでも、多くの人がSMに毎日出入りしています。私が見たところ内訳はだいたいこんな感じです。
ウインドウショッピング、スーパー、フードコート、映画の利用…70%
ちょっと背伸びしてみた感が伝わる人が高いものを購入…20%
本当にお金持ち。自家用車組…10%
精いっぱいオシャレして、カッコつけている人たちのほとんどは10000ペソの生活をしていると思うと、複雑な気持ちになりました。