フィリピンの建物の多くは外から怪しい人が入ってこられないような工夫をしたり、ちょっと変わった壁を作ったりしてるんですよ。
トタン屋根とか川沿いの簡素な住宅
特に工夫している様子はないです。
正直なところつくりもしっかりしていないので、「ひょいっ」て覗いたら簡単に生活の様子を見ることができちゃいます。
こういう建物たくさん見ちゃうと、自分の寮生活が恵まれていることがよくわかりますよ。
中流家庭や中規模の建物
これは語学学校の建物の周囲の壁です。
壁の上に有刺鉄線があるのがわかりますか?こういうのがフィリピンにはやたらと多いんですよね。
続いてこれは一般住宅の壁です。見てわかるでしょうか?壁の上にガラスや釘を意図的につけていますよね。最初観たときはっ芸術レベルだと思いました。
わざわざ壁の上に粘土を塗って、そこに鋭利なものを埋め込んでいったんでしょうね。
こんな危険な壁だけれども、にゃんこだけはスイスイと歩くんですよ。とってもかっこいいです。
デパートやコンビニなど
次は一般家庭ではなく、多くの人が訪れるコンビニやデパートなどです。
こういうところは建物自体がしっかりしているから、先ほどのような鋭利なものはないです。その代わり、入り口の前には必ずと言っていいほど警備員がいます。
これは一番大きなデパートSMシティの様子です。日本のイオンの2倍ぐらいの広さの中に、約250店程度のテナントが入っている印象です。
大きなデパートやスーパーでは男性用と女性用の警備員がいて、それぞれがカバンの中身を点検したり簡素なボディチェックをしているんです。
一人にかかる時間は3秒くらいかな。外国人だから手厚く確認なんてことも全くないです。木の棒を使ってカバンの中に「ひょい」って入れておしまい。
コンビニにも警備員がいますが、ボディチェックはしないです。主に入り口を開けてくれたり、たまに店内のモップ掛けをしたりしてます。
日本ではありえない光景ですよね。
警備員が持っている鉄砲は本物なんですって。たまにショットガンを持っている警備員も見たことがあるけど、発砲しているところを見たことないし、発砲する音を聞いたこともないなぁ。
最初は物騒だと思いましたが、一週間もすればすぐに慣れちゃいました。なんというか、本当にいるだけの印象。正直私にはよくわからないお仕事の一つです。