フィリピンでカフェ経営 準備その11 キッチンカウンターに苦戦

前回はこちら

前回はこちら メインとなる拠点も仕上げの段階に入ってきました。 水を引いたり、壁の色を塗りなおしたりしてくれています。...

カフェの準備をするにあたって、私は韓国人の語学学校オーナーから月契約で場所を貸してもらえる事になったのですが、あくまでも場所を借りただけなので他の事は全て自分でしなければなりません。

ですが私には設計をしたバックグラウンドはありませんのでこれがまた難しい。

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部屋を与えられても効率的にうごけない私

どうしようか考えてるのですが、なかなかすぐにプランが浮かびません。

私のカフェになる場所です。こんな事になっています。

入り口入ってすぐ。

扉が二つ。右は停電に備えてのラジエーターです。

左の扉はもともと大きなゴミ捨て場として使っていたのですが、好きに私がつかえるとのことです。

取り合えず見取り図を作ってみることにしました

よくわからないまま見取り図を作ってみました。

お客さんにはキッチンカウンターと、ケーキやプリンなどを保存するケース、

後ろ側には簡単な作業スペースなどなどです。

手前にテーブルとイスがあるのは従業員が休憩中にのんびり出来る場所を作りたかったからです。

手前の壁がガラスになっている事から私達が楽しくお茶をしていればそれを外を歩いている人たちにも見てもらえる事になります。

キッチンカウンターにかなり苦戦

今度はメインのキッチンカウンターです。

私の希望するサイズは70センチ×180センチ。カフェなら普通のサイズですよね。

最初どんなキッチンカウンターを作りたいか外見を描いて業者と打ち合わせをしたところ、総費用は13万円とのことでした。


私はそれでOK使用としていたのですが、私に敷地を提供する韓国人オーナーから、

「Taka、絶対払うな!そんな金額ばかげている。Takaは彼らにとって餌でしかないんだ」

「俺は自分で大工を雇って今新しいビルディングの工事をやらせている。彼らにやらせれば絶対にそんな金額にならないからそうしろ」

などというアドバイス。


もともとは

俺に頼らず全て自分の力でやらなくてはならない」

とか言ってたから自分の力ですすめてきたのになぁ、やれやれ。

とか思いながらその話に乗る事に。


話をしていてわかってきた事は、見積もりをだしてきた業者は明らかに金額が高すぎるという事です。

彼の話は当たっていたのですが、私はちょっと面倒です。

気がついたら学校オーナーからの許可を得る作業に

最初話を聞いていたのは、

「とりあえず裏、表両側の図を作って見せれば大丈夫。」

「彼らは材料を全て理解しており、どんな材料をどれだけ買うかTakaに指示をするだろう。」

とのことだったので、完成図を一生懸命に描いて彼に見せたところ、


「こんな外見だけではどうやって彼らに作り方を教えるんだ?」

「彼らは恐らくTakaに高い金額を要求するだろう。もっと詳細に作らないといけない」

などとおっしゃります。


面倒くさい!!!

けれどもすべて自分の力になると思い、一念発起して詳細なプロセスを作成。

こんな感じでプロセスがわかる図と、あとで一枚一枚全てのページに原材料と何センチかを細かく書きこみました。

こんな作業などやった事もなく、仕方なくワードで作成。


けれども完成したものを見ると、自分でも作れそうな気がしてきました。


韓国人のオーナーの彼が私にしてくれた事には意味があるようです。

「フィリピンで生きていく事は簡単な事ではない」

「40の語学学校はピーク時にはあったが、今は3つの学校しか生きていない。」

「フィリピン人は信用してはいけない」

「すべての事は自分で出来るようにならないといけない。わからない領域になるとあっという間に気がつかないうちに高い金を払う事になる。」

「俺もたくさんだまされてきた。学校をつぶしてきたオーナーも同じプロセスをたどっている。」

かなりいいことを話してますね。


どうやら私には同じ思いをさせたくないようです。

だから私に詳細な図面を要求したのかもしれません。


完成した図面を見て彼が私にしたコメントは

「Taka!この図面はほとんど俺がアドバイスした事を取り入れただけだろ!なんてマネをするのがうまいんだ!!」

あー!!面倒くさい!!

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