フィリピン移住は物価が安いから大丈夫?私が見てきた「失敗する外国人」の共通点

フィリピン生活

こんにちは。フィリピン在住、40代日本人のたかです。

私は現在、フィリピンでパートナーと一緒に小さな日本食店を経営しています。

先月、この店の利益は約8000円でした。

私が受け取ったものといえば、無料の昼ごはんと卵6個くらいです。

それでも今日も店を開けています。

今回は、「フィリピンは物価が安いから大丈夫」と考えて海外移住をする人へ、私が実際に見てきたことをお話ししたいと思います。

フィリピンは確かに物価が安い

まず最初に誤解してほしくないのですが、私はフィリピンが好きです。

だから今もこの国で生活しています。

実際、日本と比べると安いものはたくさんあります。

ローカル食堂で食事をすれば、日本では考えられないくらい安く食べられますし、市場へ行けば野菜や果物も比較的安く手に入ります。

地域によっては家賃も日本より安く、「フィリピンなら生活費を抑えられる」と考える人が多いのもよく分かります。

それ自体は間違いではありません。

「物価が安い」と「生活できる」は別の話

でも、私が何年もフィリピンで暮らしていて思うのは、

「物価が安いこと」と「生活を続けられること」は、まったく別の話だということです。

ローカルフードだけで何年も生活する人はほとんどいません。

日本の調味料が欲しくなったり、輸入食品を買ったり、たまには少し贅沢な食事をしたくなることもあります。

そうなると、日本と変わらない価格、あるいは日本以上に高い商品も少なくありません。

さらに、毎月必ず出ていくお金があります。

家賃、電気代、水道代、インターネット代。

フィリピンの電気代は、日本より高いと感じることもありますし、インターネット料金も決して安くありません。

慣れないうちは移動にタクシーを使うこともありますし、病院へ行けば驚くような医療費がかかることもあります。

つまり、生活費というのは毎月リセットされるものなんです。

今月も支払いがあります。

来月もあります。

その次の月も同じです。

物価が安い国でも、生活費は毎月確実に出ていきます。

お金に困る外国人には共通点がある

私はこれまで、多くの外国人がフィリピンへ移住してくるのを見てきました。

その中には、最終的にお金が尽きて帰国してしまった人もいます。

そういう人たちには、ある共通点がありました。

それは、貯金を切り崩しながら生活していたことです。

「1000万円あるから大丈夫。」

「2000万円あるから何とかなる。」

そんなふうに考えて移住する人もいます。

でも、収入がなければ、貯金は毎月減っていくだけです。

中には、

「収入はフィリピンへ来てから考えればいい。」

という人もいます。

でも、本当にフィリピンへ来ただけで、突然ビジネスのアイデアが浮かび、成功できるでしょうか。

私はそう簡単な話ではないと思っています。

私自身もカフェ経営で苦労しています

私も実際にカフェを経営しています。

初期投資をして、毎朝店を開け、仕込みをして、料理を作り、お客様を待っています。

それでも先月、この店に残った利益は約50ドルでした。

海外で仕事を作るというのは、それくらい簡単ではありません。

もちろん、フィリピンで成功している外国人もいます。

でも、その多くは来る前から収入源を持っていたり、しっかりとした準備や計画をしていたりします。

フィリピンへ来たからといって、突然ビジネスが成功するわけではありません。

私がフィリピンで生活できる理由

では、私はどうして生活できているのでしょうか。

理由はシンプルです。

私は日本語教師として働いています。

だから、カフェの利益が50ドルしかない月でも、生活を続けることができています。

もし日本語教師としての収入がなかったら、この生活を続けることはできなかったと思います。

私が生活できている理由は、「フィリピンだから」ではありません。

毎月の収入源があるからです。

海外移住で一番大切なのは収入源

私がフィリピンで生活していて強く感じることがあります。

それは、海外移住で一番大切なのは、貯金ではなく収入源だということです。

もちろん、貯金は大切です。

でも、貯金は使えば減っていきます。

一方で、収入源があれば、毎月またお金が入ってきます。

私が考える優先順位は、

  1. 安定した収入源
  2. 自分の収入に合った生活
  3. 貯金

この順番です。

海外で成功するのが難しいのではありません。

収入源がないまま海外移住をすることが難しいのです。

それでも私は店を続けます

「そんなに利益が出ないのに、どうしてカフェを続けるんですか?」

そう聞かれることがあります。

店を始めた理由は、パートナーと一緒に何かを作り上げたかったからです。

商売を通して、楽しいことも苦しいことも一緒に経験しながら成長していきたいと思いました。

そして今は、それだけではありません。

パートナーの生活があります。

私を信じて働いてくれているスタッフの生活もあります。

だから簡単にはやめられません。

もちろん、利益がもっと出ればうれしいです。

でも、日本語教師という仕事があるおかげで生活はできています。

だから焦って一発逆転を狙うよりも、少しずつ前へ進んでいきたいと思っています。

40代になって感じるのは、「成功すること」より「続けること」の方が難しいということです。

だから今日も、私は店を開けます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

https://youtu.be/QSc2fVWt0Uk

 

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