フィリピンで飲食店を経営していて驚いた出来事。学生のお客さんへの対応を考えた話

フィリピンでビジネス|運営・改善

こんにちは、たかです。

私はフィリピンで、パートナーと一緒に小さなカフェを経営しています。

このブログでは、海外で飲食店を経営している中で実際に経験した出来事や、日本との文化の違い、経営を通して感じたことなどをお話ししています。

今回は、営業中に実際にあった「少し困った学生のお客さん」の話です。

もちろん、特定の誰かを批判したいわけではありません。あくまで一つの体験談として読んでいただければと思います。

学校の近くにあるカフェだからこその出来事

私のお店は学校の近くにあるため、お昼になると学生のお客さんがたくさん来てくれます。

ほとんどの学生は、普通に注文をして食事を楽しみ、帰っていきます。

ただ、ごくまれに「これはどう対応すればいいんだろう」と悩むケースもあります。

その日も、お昼の忙しい時間帯に8人ほどの学生グループが来店しました。

ランチタイムはスタッフも私も忙しく、最初は何を注文したのかまで気にする余裕はありませんでした。

8人で来店。でも注文は1人だけ

そのグループは、その後も何度か来店してくれるようになりました。

ところが、2回目くらいからスタッフが気づいたことがあります。

「この人たち、ほとんど注文していません。」

8人で来店するのに、注文するのは毎回1人だけ。

残りの7人は何も注文しません。

 

最初は「そういうこともあるかな」と思っていたのですが、3回目に来店したとき、ちょうど私がお店にいたので様子を見ることにしました。

すると、その日も親子丼を一つだけ注文。

スタッフが他の学生にも、

「ご注文はどうしますか?」

と聞くと、

「あとで注文します。」

という返事でした。

それならと思って待っていたのですが、いつまで経っても注文しません。

まさかのお弁当持ち込み

そして、しばらくすると驚きました。

注文していない7人全員が、自分で持ってきたお弁当を店内で食べ始めたのです。

しかも、特に確認もなく、ごく自然に。

店内には他のお客さんもいました。

皆さんきちんと料理を注文し、お金を払って食事をしています。

その中で、一つのグループだけが持参したお弁当を広げて食べている光景は、なかなか不思議でした。

私個人の感覚ですが、もし自分だったら少し恥ずかしくてできません。

カフェに入り、何も注文せず、自分のお弁当を広げて食べる。

少なくとも日本では、あまり一般的な行動ではないと思います。

注文していないのにウォーターサーバーも利用

さらに気になったことがありました。

私のお店にはウォーターサーバーがあり、注文してくださったお客様には自由に飲んでもらっています。

ところが、その7人は注文していないにもかかわらず、水も普通に飲んでいました。

もちろん、水を飲むこと自体が問題なのではありません。

問題は、お店のサービスを利用しているにもかかわらず、お客様ではないという点です。

しかも、「あとで注文します」と言ったまま、そのままエアコンの効いた店内で長時間過ごしていました。

飲食店を経営している立場からすると、これはかなり困ります。

席には限りがあります。

注文していない人が席を使い続ければ、本来食事をしたいお客様が座れなくなってしまいます。

つまり、売上だけの問題ではなく、他のお客様にも迷惑がかかってしまうのです。

私が取った対応

そこで私は直接声をかけました。

まず、

「もし新しいお客様が来て席が必要になったら、そのときは席を空けてもらいます。」

と伝えました。

 

その後、本当にお店が混み始めました。

新しいお客様が次々と来店し、席が足りなくなってきたため、私は再び学生たちのところへ行きました。

 

「今、お客様が来ていて席が必要です。もし注文しないのであれば、お店を出てもらえますか。」

そして、

「この席は、食事を注文してくださるお客様のための席なんです。」

ということも説明しました。

最初は聞こえないふりをしていましたが、お店として曖昧にするわけにはいきません。

 

そこで親子丼を注文してくれた学生には、

「あなたは注文してくれたので、そのままいて大丈夫ですよ。」

と伝えました。

そして残りの学生には、

「申し訳ありませんが、注文されないのであれば席を譲っていただけますか。」

とお願いしました。

結果として、8人全員がお店を出ていきました。

特に反論されることもなく、比較的素直に退店してくれました。

フィリピンでは普通なの?

この出来事のあと、私はスタッフにも聞いてみました。

「フィリピンでは、こういうことは普通なの?」

すると返ってきた答えは、

「自分たちはそんなことをしたことはない。」

「友達にもそんな人はいない。」

というものでした。

つまり、フィリピンだから当たり前という話ではなく、たまたまその学生グループの行動だった可能性が高そうです。

 

海外で生活していると、文化の違いなのか、それとも個人の問題なのか判断が難しい場面があります。

今回は、どうやら後者だったようです。

飲食店経営では「最初の対応」がとても大切

今回の件で改めて感じたのは、「ルールは早めにはっきり伝えること」が大切だということです。

特に学生は友達同士で情報を共有します。

 

もし私が何も言わずに放置していたら、

「あのお店は弁当を持ち込んでも何も言われないよ。」

という話が広がっていたかもしれません。

そうなれば、同じような利用をする人が増える可能性があります。

すると、お店の売上だけではなく、お店全体の雰囲気まで変わってしまいます。

 

料理を注文してくださるお客様から見れば、隣で何も注文していない人たちがお弁当を食べている光景は、決して気持ちの良いものではありません。

だからこそ、お店のルールを曖昧にしないことが大切だと思っています。

これは誰かを追い出したいという話ではありません。

きちんと利用してくださるお客様が、気持ちよく過ごせる環境を守るためです。

まとめ

海外で飲食店を経営していると、日本では経験しなかったような出来事に出会うことがあります。

そのたびに、「文化の違いなのか」「個人の問題なのか」を考えながら、一つひとつ対応しています。

今回の出来事も、その一つでした。

皆さんがもし飲食店を経営していて同じ状況になったら、どのように対応しますか?

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