フィリピンで暮らしていると、日本にいた頃よりもエアコンの掃除が重要だと感じることがあります。
私が住んでいる地域では、ほこりや湿気が多く、エアコンが比較的早く汚れてしまいます。特にお店では毎日のようにエアコンを使っているため、定期的にエアコン清掃業者に依頼しています。
今回は、私がフィリピンでエアコンの掃除を業者にお願いしたときの体験について書いてみたいと思います。
最初はとても丁寧に掃除をしてくれた業者さんだったのですが、何度か依頼しているうちに、少しずつ気になる変化が出てきました。
フィリピンではエアコンの掃除が意外と重要
最近、私のお店にあるエアコンから、以前ほど強い風が出なくなってきました。
フィリピンというと、自然が多くてきれいな国というイメージを持っている人もいるかもしれません。
ただ、少なくとも私が暮らしている地域では、ほこりや湿気がかなり多いと感じます。
日本でエアコンを使っていたときと比べても、フィリピンではエアコンが早いペースで汚れていくように感じるんですよね。
エアコンのフィルターが詰まったり、排水のパイプが詰まったりすると、エアコンの効きが悪くなることがあります。
また、エアコンが効きにくくなれば、その分長時間稼働させることになり、電気代にも影響する可能性があります。
そのため、私は特に問題なくエアコンが使えているときでも、これまでの経験では5ヶ月に1回くらいのペースでエアコン清掃業者に掃除をお願いしていました。
フィリピンのエアコン掃除料金は、住んでいる地域やエアコンのサイズ、業者によって変わります。
私が使っているのは、一般的なスプリットタイプのエアコンです。
私の住んでいる地域では、エアコン1台あたり1,000ペソから1,400ペソくらいで清掃してくれる業者が多い印象があります。
ちなみに、私が住んでいる地域の最低賃金は520ペソです。
そう考えると、エアコン1台を掃除してもらうだけでも、最低賃金の2倍を超えるくらいの費用がかかることになります。
もちろん、エアコン清掃には専門的な作業もありますから、単純に料金が高い、安いという話ではありません。
私が気になったのは、料金そのものよりも、料金が上がっていく一方で、作業時間が短くなっていったことでした。
最初のエアコン清掃は、とても丁寧だった
以前お願いしていたエアコン清掃業者さんに、最初に来てもらったときのことです。
そのときは、なんと4人のスタッフでお店に来てくれました。
作業には40分以上かかり、かなり丁寧に掃除をしてくれたんですよね。
エアコンの内部だけではなく、外にある室外機まで、とてもきれいにしてくれました。
仕上がりもかなり良くて、私としても「これはお願いしてよかったな」と思いました。
それくらい丁寧に作業してくれたので、私もすごく感激して、「これからもよろしくお願いします」と伝えました。
一度利用して満足できた業者さんなら、できればその後もずっとお願いしたいですよね。
私も、この業者さんに今後もエアコン清掃をお願いするつもりでした。
2回目は料金が上がっていた
それから5ヶ月ほど経ち、またエアコンの目詰まりが気になるようになったので、同じ清掃業者さんに掃除をお願いしました。
すると、今回は「最近の燃料価格の上昇に伴って、料金が100ペソ値上がりしました」と連絡がありました。
燃料価格が上がっているのであれば、料金が上がるのは仕方ないかなと思いました。
そのため、私は特に問題なく承諾しました。
そして2回目の清掃では、今度は3人のスタッフが来てくれました。
作業時間は、だいたい30分ちょっとだったと思います。
前回は4人で40分以上。
今回は3人で30分ちょっと。
人数も少なくなり、作業時間も短くなっていました。
ただ、このときは特に気にしませんでした。
2回目なので、スタッフの方も作業に慣れて、効率よくできるようになったのかなと思ったんですよね。
そして、そのときに清掃してもらったエアコンは、だいたい4ヶ月ちょっとくらいは問題なく使うことができました。
ただ、5ヶ月までは持たないくらいで、また少しずつ目詰まりしてきました。
3回目はさらに料金が上がっていた
そして、3回目です。
また同じ業者さんに連絡をして、エアコンの掃除に来てもらいました。
ところが、今回は少し驚くことがありました。
事前には聞いていなかったのですが、スタッフの方がお店に来てから、
「今回は料金が値上がりして1,500ペソです」
と言われたんです。
私は、
「えっ、また値上がりしたの?」
と思いました。
ただ、もうわざわざお店まで来てもらっています。
その場で「やっぱりやめます」と断るのも申し訳ない気がしました。
なので、今回も仕方ないかなと思い、その料金でお願いすることにしました。
そして、清掃作業が始まりました。
ところが……。
とにかく早かったんです。
今回も3人で来てくれたのですが、30分もかからず、あっという間に作業が終わってしまいました。
私はちょっと拍子抜けしてしまいました。
ただ、業者さんから「終わりました」と言われたので、私としても「そうですか」と受け入れて、そのまま料金を支払いました。
この時点では、まだそれほど気にしていませんでした。
3ヶ月20日で、またエアコンが目詰まり
そして、前回の清掃から3ヶ月と20日ほど経ったのが、今回この記事を書いている時点です。
前回の清掃をお願いしたのが4月6日で、今日は7月27日。
まだ4ヶ月も経っていません。
それなのに、もうエアコンがかなり目詰まりしてしまっています。
前回は4ヶ月ちょっとで目詰まりしました。
今回は、それよりもさらに早いということになります。
もちろん、エアコンの使用状況や、そのときの環境によって汚れ方が変わることは分かっています。
ですから、「作業が雑だったからこうなった」と断定することはできません。
ただ、今回あまりにも早く清掃が終わってしまったので、
「もしかしたら、前回ほど丁寧には掃除してくれなかったのかな」
と、少し感じてしまいました。
料金は上がっている。
作業時間は短くなっている。
そして今回は、前回よりも早くエアコンが目詰まりしてしまった。
こういうことが重なると、やっぱり少し複雑な気持ちになりますよね。
私は、それほど怒っているわけではありません
ただ、ここで誤解してほしくないのですが、私はこの業者さんに対して、そこまで怒っているわけではありません。
フィリピンにも長く住んでいますし、こういうことは、正直それほど珍しいことでもないと思っています。
もちろん、実際に業者さんがどう考えていたのかも分かりません。
単純に作業に慣れて、効率が良くなっただけなのかもしれません。
ですから、今回のことだけで「この業者は悪い」と言うつもりもありません。
ただ、自分がビジネスをする側の立場だったら、同じことはしないだろうなと思うんですよね。
私のお店もそうですが、お店を続けている限り、エアコンは毎日のように使うものです。
一度いい関係を作ることができれば、そのお客さんは、その後もずっと同じ業者さんにお願いしてくれるかもしれません。
例えば5ヶ月に1回エアコンを掃除するとしても、1年に2回くらいは利用してもらえることになります。
それが何年も続けば、かなりの回数になりますよね。
そう考えると、目先の作業を早く終わらせることよりも、多少時間がかかっても丁寧に掃除をする。
そして、
「また次もここにお願いしたい」
と思ってもらえる仕事をする。
そのほうが、長期的には業者さんにとっても、お客さんにとってもいいのではないかなと思います。
せっかく一度いい関係ができていたので、私としては、できれば長くお願いしたかったんですけどね。
今回は別のエアコン清掃業者にお願いしてみた
そこで今回、別のエアコン清掃業者さんにお願いすることにしました。
今回の業者さんで、私がちょっといいなと思ったところがあります。
最初に「エアコンの清掃はいくらですか?」と聞いたのですが、すぐには金額を答えなかったんです。
「最低1,000ペソから1,500ペソくらいですが、エアコンの状態によって変わります」
と言われました。
そして、その業者さんが言ったのが、
「料金を決める前に、まずエアコンの状態をしっかり確認させてください」
ということでした。
私は、これが結構いいなと思ったんですよね。
最初から料金を決めてしまう業者さんよりも、まず実際にエアコンの状態を確認する。
そして、そのコンディションに合わせて料金を決める。
そのほうが、私はしっかりしていて、ちょっと信頼できそうだなと感じました。
もちろん、これだけで本当に良い業者さんなのかどうかは、まだ分かりません。
実際の清掃をしてもらってみないと、作業のクオリティまでは判断できないからです。
本当に丁寧な清掃だったのかは、数ヶ月後に分かる
今日、無事にエアコンのチェックが終わりました。
今週、業者さんの空いている時間に合わせて、実際にエアコンの清掃をしてもらう予定です。
ただ、この業者さんの清掃のクオリティが本当に高いのかどうかは、すぐには分からないと思います。
おそらく、掃除をしてもらってから4ヶ月、5ヶ月くらい経ったときに、違いが見えてくるのではないでしょうか。
私のお店は、基本的にいつも同じような環境で営業しています。
エアコンの使い方も大きく変わるわけではありません。
だからこそ、今回の業者さんがどれくらい丁寧にエアコンを掃除してくれるのか。
そして、どれくらいの期間、エアコンがきれいな状態を保てるのか。
ちょっと楽しみにしています。
また何ヶ月か経ったら、実際にどうなったのかお話ししたいと思います。
その日の朝、もう一つフィリピンらしい出来事があった
そして、このエアコンのチェックがあった日の朝、もう一つちょっとした出来事がありました。
私はまだ風邪が治っていなかったのですが、朝早く、パートナーと一緒にウォーキングをしたんです。
実は朝7時にエアコン業者さんが来てくれて、エアコンの状態をチェックしてもらう予定でした。
そのあと、二人で一緒に外をテクテク歩いていました。
ところが、30分くらい歩いたところで、突然、パートナーの靴底がベロッと剥がれてしまったんです。
しかも、両足ともです。
この靴、買ったときは結構安かったので、パートナーも「安く買えてラッキー!」と喜んでいたんですよね。
ところが、まさかこんなことになるとは……。
「これ、フィリピンだなあ」
と、ちょっと思ってしまいました。
安いものを買うと、こういうことが起きることもあるんですよね。
結局、その靴を履いて歩いたのは、たった3日間くらいでした。
さすがに、これはちょっとかわいそうですよね。
靴底が完全にベロベロに剥がれてしまったので、そのまま歩いて帰ることもできません。
仕方がないので、その場でトライシクルを呼んで家に帰ることにしました。
そして、トライシクルを降りてから、裸足で歩いているパートナーを見ていたら、なんだかちょっと切なくなりました。
本人も「恥ずかしい、恥ずかしい」と言っていました。
なので、こういうこともありましたし、今度ちょっと新しい靴を買ってあげようかなと思っています。
また一緒にウォーキングをしたいですからね。
フィリピンのエアコン清掃は、料金だけで判断しないほうがいい?
今回は、フィリピンでエアコン清掃業者に依頼したときの体験について書いてみました。
最初にお願いした業者さんは、とても丁寧に仕事をしてくれて、私はかなり満足していました。
ところが、何度かお願いしているうちに、料金が上がる一方で作業時間が短くなり、今回は以前よりも早くエアコンが目詰まりしてしまいました。
もちろん、これだけで業者さんの仕事に問題があったとは言えません。
エアコンの汚れ方は、使用時間や環境によっても変わるからです。
ただ、今回の経験から、私はエアコン清掃業者を選ぶときには、単純に「安いか高いか」だけではなく、どのような作業をしてくれるのか、料金をどのように決めているのか、といった部分も大切なのではないかと思うようになりました。
今回お願いする新しい業者さんが、本当に丁寧な仕事をしてくれるのか。
そして、清掃後にエアコンがどれくらいきれいな状態を保てるのか。
これは数ヶ月経ってみないと分かりません。
また結果が分かったら、改めてブログでお話ししたいと思います。
フィリピンで暮らしていると、今回のエアコンのように、ちょっとしたことからいろいろなことを考えさせられることがあります。
そして、その日の朝のように、安い靴を買ったら3日で壊れてしまうこともあります。
それも含めて、フィリピンで暮らす日常なのかもしれません。
フィリピンでエアコンを使っている方や、エアコン清掃業者に依頼したことがある方は、ぜひご自身の体験も教えてください。


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