6月まで夏休みが続いています。
今は毎日が本当に静かな状態が続いており、ビジネスを行っている人たち、特に飲食店をしている人たちはおそらくみんな苦しい状況が続いているのではないでしょうか。
相変わらず私の町、サンタバーバラでは、飲食店ができてはつぶれる、という状況が続いています。
私の店も同様にお客が今はあまり期待できません。
日にもよりますが、ひどいときには依然と比べると売り上げが7割程度減る日も出てきてしまうほどです。
スタッフたちの勤務日をできるだけ減らしたくないので、Rhaneさんだけ私の講師の仕事の一部を手伝ってもらい、講師の収入から給料を払うように調整しています。
彼女にお願いしているのは主にフラッシュカードのイラストを挿入してもらう作業です。
Jさんのお店も始まりましたが、写真を見る限りは、やはりがっかりしてしまうようなクオリティの物を提供しているようです。
鳥肉を炒めた上に目玉焼きをのせて提供する親子丼、茶色い餃子、茶色い卵焼きなど、思わず「うっ!!」となってしまうような写真がたくさんアップロードされています。
フェイスブックには彼女よりも若い女性スタッフが午後九時半にJさんと餃子を作っている動画が何度かアップされています。
本当にスタッフを午前9時から午後10時まで働かせているようです。
募集要項は週六日で5000ペソでしたから、
5000ペソ÷26日÷12時間=16
時給16ペソです。
イロイロの最低賃金は8時間で450ペソ、時給56.25ペソですから、最低賃金の3.5分の一で働かせているようです。
すさまじいですね。
もしかしたら彼女の店は、私のお店にはあまり影響がないかもしれません。
ラーメンを見直す
今のラーメンは180ペソです。
悪くはないのですが、スペシャル感はありません。
安いですから。
なので、時間があることですし、店の知名度も上がってきたことなので、プレミアム感のあるラーメンを提供することにしました。
今回は中毒性を高めたいと思い、色々調べた結果、スープを工夫することにしました。
自分で作らなければならないものは自作し、購入できるものはネットで購入と言う形をとり、スープづくりをしてみました。
スタッフとRhaneさんに提供してみたところ

こっちのほうがおいしいし、色々な深みがある感じ。

味がちがう!!

なかなか手ごたえはよさそうです。
香味油を中心にいろいろ工夫してみました。
それと、辛いラーメン用にスパイスも用意しました。
これは韓国の有名ブランドの物をいくつか調合してみました。
ということで、以前は豚骨風ラーメン、しょうゆラーメンが180ペソでしたが、
今回からは
レギュラーとんこつ190、辛いとんこつ195
プレミアムとんこつ280、辛いプレミアムとんこつ285
レギュラーしょうゆ180、辛いしょうゆ185
プレミアムしょうゆ270、辛いプレミアム醤油275
こんな感じで提供することにします。
お金持ちの人が買ってくれることを願います。
Jさんがプレミアムラーメンを見たらきっと彼女もマネをするかもしれませんね。