2022年の10月に店を移転してから早二年半。
過去の売り上げと今年の売り上げをみていると、確実に売り上げが上がっています。
2023年の時よりも1日平均1000ペソ超売り上げが上がっています。
年間にすると80万円程度の違いですが、こんな田舎では大きな違いです。
スタッフの動きはにまだ私は満足していませんが、まずまず働いてくれています。
スタッフの賃金も最初に比べて一日あたり70ペソ昇給することができました。
サンタバーバラの店はまだ課題がありますが、お金を失わない生活ができています。
以前のように寝る時間をけずって仕事をする生活は2023年から行っておりません。
私の状況も豊かになってきたといえます。
Rhaneさんの友人のうちに行ってきました
本当は私たちが香港にいるときに会う予定だったRhaneさんの友だちが、フィリピンのうちに帰ってきているようでした。
そのため、Rhaneさんにさそわれたこともあり、私もおじゃますることにしました。
この人はもう、5年以上ハウスメイドとして働いているようです。
以前はサウジアラビア、現在は香港、そんな感じです。
基本的に週に一度休みがある生活をしており、1年に一回一週間の休みがもらえるようです。
そのときは往復のチケットを雇用主が用意してくれるらしく、フィリピンに帰国するようです。
彼らのような人はOFW(Overseas Filippino Workers)とよばれており、彼らの送金がフィリピンの経済を支えています。
彼らの送金はGDPの10パーセント以上になっている、というのはよく聞く話です。
そもそもGDPを海外送金に含めて考えていることに、突っ込みどころがありますね。
友人の家は、こういうところの奥にありました。
ジャングルかな?
フィリピン人の喜びは自分の土地を持ち、家族で暮らすことだ
フィリピン人みんなが口にするのはこれです。
Rhaneさんの友人も数年前に土地を買って、そこで家族全員で生活しているようでした。
土地の値段は1㎡あたり1000ペソ。
400㎡購入したので、400,000ペソ、百万円程度です。
安い、と思うかもしれませんが、土地が安いということは不便だということです。
町の中心地から離れた木々が生い茂るところに住んでいました。
私の正直な印象は「ボーイスカウトのキャンプかな?」です。
・竹と薄い板でできた家
・トイレは何と土の地面に無理やりセメントを塗り、便器を載せて壁はブルーシート
・必要な野菜を自家栽培


私からしたら不便ですし、三匹の子豚の狼が本気を出さなくても一瞬で壊しそうな家です。
それに、家族みんなでって言っても、仮に住んでも彼らには増改築をするお金がありません。
お金がないのにスペースだけあっても、きっと子供を作るから負の連鎖になるだろうし。
私にはよくわかりません。
唐辛子とか
パインとか、トップ画像はRhaneさんが米を乾燥させていたときの写真です。

家族が一年間に食べるお米が収穫できたんだって。
すごくない?

私は次の日も仕事が朝からあるので、一人で先に帰ることにしました。
途中まで送ってもらったのですが、なぜか歩きたい気分になったので、歩いて帰ることにしました。
午後五時半に出発して八時前に到着。
新しい街に行くと、どこが中心でどうやって今後発展していくかを考えながら歩くのが好きなんです。
いつも忙しくしているので、一人で考えながら時間を過ごせました。