フィリピンでオンライン講師 その16 あきらめるのが早いフィリピン人は多い

フィリピンのイロイロにある田舎町のサンタバーバラにて、小さい日本食カフェを経営しながらオンライン日本語講師・大学講師をしながら暮らしているTakaです。

今回は私と相方のRhaneさんについての話です。

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文法を教えることが苦手なフィリピン人は多い

私の相方のRhaneさんは日本人を対象とした英会話のレッスンを行ってもらっていますが、彼女はまだ一人でレッスンができる状態ではありません。

生徒さんからの質問に上手に答えることができないのです。

特に文法についての詳細を求められるとお手上げになってしまいます。

そのため私が隣でアドバイスをすることがあります。

彼女に限ったことではなく、フィリピン人にとってグラマーに苦手意識を持っている人はすくなくありません。

若いフィリピン人が英語が話せると思い込んで英語講師の仕事にアプライしても、生徒にグラマーを教えることができない、なんていうのはよくあります。

「私は会話授業が得意」と話す先生の多くは、グラマーができないから会話に逃げているだけだったりしたのを記憶しています。

私がかつてフィリピン人教師達に面接をして、模擬授業をお願いしたときには、よく文法の授業をしてもらいました。

私の質問に彼らは答えることができず、おかえりいただいたことを思い出しました。

Rhaneさんも同様に、文法に苦手意識をもっています。

先日のレッスンでのできごと

先日、生徒の質問に上手に答えられない部分がありました。

フィリピン人が苦手とする文法の論理性が問われる文法についての質問です。

そのときは私がフォローをし、事なきことを得たのですが、彼女としては悲しいやら、悔しいやら、情けないやら、複雑な気持ちだったようです。

私が少し話したところ「私だって私のベストを尽くしているのよ!!」というセリフが。

その時の私は正直なところびっくりした気持ちと、すごく残念な気持ちになってしまいました。

ここで説得しても、叱っても意味がないのはわかっているので、特に対応せずに様子を見ることにしました。

私が働いている姿を見せるのが一番効果的だと思っていたのです。

私自身、日本語の指導経験があまりにない最初の時は、寝る時間を惜しんで勉強をし、早朝だろうが夜中だろうが生徒を受け入れて、ノートをとり、どうにか暮らすために気合を入れて学び続けてきました。

お金をもらっている以上、プロですし、生徒をがっかりさせたくないし、この先生だめだ、なんて思われたくありませんでしたから。

彼女はというと、私が朝働いている時間は寝ていますし、お客がいない時間はフェイスブックをし、夜私の仕事が終わるまではYouTubeをみています。

危機感がなく、本当に勉強をしていなかったのです。

ですが、わたしは彼女に「もっと勉強したらどうなの?」という言葉はいえませんでした。

「お金もらっている以上、絶えず自分自身を高めるための行動をとりましょう」なんてことは絶対に言えません。

それを言うと彼女はほぼ「私はもともと英語を教えるなんて好きじゃない、あなたが勧めたからやっただけ」という返答をすることでしょう。

だから私はそんな彼女に対して何も言えずに、ずっと考えていました。

すると、彼女に対してどんな声かけをしたらいいかわからなくなってしまいました。

私は自分自身の努力する姿勢を見せれば少なくともそこから学ぶことができると思っていましたが、それはわたしの勝手な都合にすぎません。

私としては勉強をしてほしい、けど彼女はそれを望まない。

なにより彼女は「私はあなたのように頭がよくない」というわけです。

この言葉は日本にいるときにもよく言われました。

けど、私は自分が頭がそれほど良くないことをしっています。

もっと頭がよくて次元の違う人にも何人か会いました。

私は自分の能力の足りない時間をたくさん勉強して補うタイプです。

彼女はそうせず自分自身の価値を決めてしまっていたので、本当に残念な気持ちになってしまいました。

それと同時に、そんな彼女と今後どうやって折り合いをつけていくのがいいだろうかをずっと考えていました。

そもそも選んだのは私だから私の責任ですし、勉強したくないという彼女に勉強をするように促すなんて私のエゴです。

けど、学ばない人には間違いなく明るい未来も成功もない。

そんなことをずっと考えていたら、本当に私にできることがなくて困ってしまいました。

謝る私

夜、正直に伝えました。

「生活の足しになるし、学び買いがあるからオンライン英会話をすすめたけれども、勉強が好きじゃないなら私はあなたに勉強するようにお願いすることはできない。」

「日本語の勉強をして、私のビジネスを助けてくれる仕事をしてくれることを期待したけれども、日本語の勉強に関しても関心がなさそうだ。」

「やりたい仕事はなにかを聞いても、あなた自身にもそれがわからないという。」

「私はあなたに対して助けたいと思っているけれども、正直なところそれを知り、提供する能力がない」

「だから今どうしたらいいかほんとうに困っている、すまない。」

次の日

飲み物を飲むために仕事の合間にお店にいくと、彼女が英語を勉強していました。

Rhaneさん
Rhaneさん
あのね、生徒さんにSVOの文系の勉強をすすめるのはどうかな。
これからさき教科書も難しくなるし・・・
Takaこういうのわかる??
わかるよ。
俺はGrammar好きだし、Sentence patternはたくさん勉強したよ。
いいね!本当にいいとおもう。
一緒に彼女に相談してみようね!!
Taka
Taka

今回彼女は勉強をすることを選択したようです。

私は彼女が勉強をしてくれたのがうれしかったです。

けど、正直なところわたしがそれを間接的に要求しているようにも受け取れます。

それでは意味はない。

私はRhaneさんは頭がよくない女性だとは思っていません。

今のところ彼女が彼女自身の能力を低いと思い込んでいます。

自身の能力を低いと思う人は人生の中での成功体験が少なく、踏ん張りどころで踏ん張れないことが多いと聞きました。

彼女はそれに当てはまります。

自分で自分の天井を決めない限り、なんだってやれるしできると思うんだけどな。

無理のない範囲で学び続けることができるように願っています。

私は自分のやりたいことがあって、それにむかって努力をし続ける人が好きです。

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