フィリピンでビジネス2022 その11 お店を広くすることにしました

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeの経営をしながら、オンライン日本語講師、英語講師として働くTakaです。

今回はお店を大きくすることに決めた話です。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

田舎に未練はないんだけれど

今のところはどうにかオンライン講師として生活できているので、正直なところ、多くの店が収入を失い苦しんでいる状態のこの田舎で、お店をし続けることのメリットは特にありません

この地域に住んでいる人たちは、お金のない貧乏な人の割合が市内と比べて多いため、売り上げに期待はできません。

利益を作れているお店は市内や全国のチェーン店のみといったところです。

お店を閉めても別に困ることはありません。

だからといって市内に転居してお店を始めるためのお金はまだありませんし、市内で大きなスペースを借りる勇気も今は正直ありません。

ですが、今回少しだけお店を拡大することにしました。

1年以上テナントがつかなかった私のスペースに隣接している空きスペースを借りることにしたのです。

借りた理由は、今のスペースのような野ざらしではなくて、壁もあり床にはタイルが貼ってある建物があると、今よりも店内飲食のお客は増えるのかどうか確認したかったからです。

ここの青いシャッターのスペースです。

今のスペースはとにかく天井が低くて暑すぎる。

スタッフさえ中で店内の飲食スペースで日中は過ごさずにいます。

今はとにかくお店の温度が外とあまり変わらずに暑く、風が吹けばホコリが舞うようなところなのであまり快適ではありません。

ガスは私のではなく、チキンやのガスです。

私が「俺が場所借りるんだからこのガスはどこかに移動してもらおう」と話したらRhaneさんは大反対。

彼女の意見は「オーナーが後先考えずにガスの場所を固定した。これをずらすとチキンやオーナーが揉めて、Takaがその中間に入ることになり面倒なことになる」とのことです。

私としては、チキンやはハエを量産しているし、私の店のスペースの近くは彼らの汚水でくさいことが多いし、勝手に私の店内飲食スペースで酒盛りをやったり、しまいには夜は騒いだりする民度が低い人たちです。

別に彼らがどうなろうが自業自得ですし、いなくなってくれてもどうでもいいのですが、Rhaneさんはそうでもない様子。

口論がありましたが私が妥協してガスは放置してあげました。

結局こうやっていつも私がこういう人たちのために迷惑を被る。

立場が逆なら絶対に文句言ってくるだろうに。

私が安いスペースを借りているから、周囲の人たちも安いお金しか払うことができない程度の人間が集まります。

お金持ちはこういう人たちとは関わらないで済むように、高い部屋や場所を借りるわけです。

つまり結局はお金がない私のせいです。

仕方ありません。

ちなみに、今借りているスペースは4500ペソ、今回借りた空いているスペースは4000ペソ、私の月の支払いは合計8500ペソになります。

2万円くらい、ロケーションがそれほどいいわけでもないので格安です。

市内だと同じスペースで25,000ペソはするでしょう。

できる範囲でリフォームもします

以前のような致命的なピンチにはなりたくないので、大丈夫な範囲でお店をリフォームして飾りつけをします。

それでもどうしてもお金はかかる。

仕方ありません。

ソファーを修理しました

スペースを借りた分、そこにはテーブルと椅子を入れなければ使うことができません。

いままで使っていたソファーのカバーは破れ、クッションもしぼんでしまっていたのでこの際だから全部張り替えてもらいました。

6つの背もたれ、6つの座面の張替えをして5000ペソ、12,500円くらいでした。

お金はかかりましたが、ソファーはおかげで超快適になったのでスタッフもよろこんでいます。

今後このソファーは新しいスペースの中で使うので、劣化速度は相当遅くなるはずです。

これまで使っていたテーブルとソファーは新しいスペースでつかうので、これまでのスペースには代わりの椅子とテーブルが必要です。

室内にはプラスチック製のラタンのテーブルセットを置くことにしました。

椅子が一つ950円、テーブルは3000円です。

日本円の価値はどんどんなくなっていっている最中ですので、円換算すると以前よりも高くなっています。

1ドル130円もあり得る話かもしれません。

コンストラクションワーカーに働いてもらいました

今回はそこそこ大掛かりになるので人を雇って働いてもらいます。

彼ら4人には7日間で36000円を支払わなければなりません。

日本で考えると、一人10000円×4人×7日=280,000円ということになりますが、フィリピンだと、その8分の1ということです。

それなのに私は貧乏性なので彼らに支払う36000円が高く感じてしまっています。

貧すれば鈍する。

リノベーションに必要な材料費用は20000円程度と彼らの人件費よりも安いです。

正直今回は売り上げが上がるとはそれほど期待していません。

とりあえず以前のように破産する心配がないラインまで収入を上げることができるようになったから試しただけです。

どうなることやら。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク