フィリピン、イロイロの田舎町、サンタバーバラにて日本食カフェを経営しながらどうにか暮らしている日本人のTakaです。
私がサンタバーバラで楽しく暮らせていた一つの理由は、私の話をよく聞いてくれて一緒に毎日お酒を飲む友達がいたからです。
ですが、友達がついにサンタバーバラを離れて日本に帰国することになりました。
これで私は自分の気持ちを共有できる大事なひとを失ってしまいました。
とてもさみしいですが前を向かないと。
彼から学んだことが多すぎる
彼は自己評価が低いのですが、とても頭のいい人でした。
今はオンラインベースで仕事をしています。
ですが、もともとはオンラインでプログラミングをするような仕事の人ではありませんでした。
ある日、彼のボスから指示が出て、彼はそれを嫌がらずに調べてやってみようと思ったそうです。
そして一からプログラムの勉強を始めて、彼のボスのニーズに合うものを作り、改良し続けていきました。
その結果、ありえないレベルでのプログラムの知識を身に着けて、大きな金額の収入が得られるビジネスに発展させることに成功しました。
彼はまた、政治・歴史・宗教・言語・数学・人体・アニメ・漫画・統計などなど、どんな話題でもとても詳しくて、私は彼と話している時間が本当に好きでした。
最後に彼は私にアドバイスと新しいビジネスに必要な視点を提供してくれたのですが、それはプログラミングを学び、Webサイトを作りプラットフォームとなり、人を集め、サービスを提供するというものです。
私はそれを聞いたときに、正直なところ、自分に到底できるとは思えませんでしたし、彼にそれを伝えたのですが、彼の答えは「Takaさん、pwede pwedeですよ」というもの。
pwedeっていうのはこっちの言葉で「can」です。
彼はそういえますよね。
だって本当に1からそれを自分自身の手で作り上げちゃったんですから。
彼はお金に全然興味がない人で、知らないことを学ぶことや、自分の仮説を検証するのが大好きな人です。
そんな好奇心の塊だからこそ、どんなことにでもチャレンジして吸収していったのかもしれません。
私は彼からもらったアドバイスを自分の力に変えることができるのでしょうか。
食べたい料理を検索して、一緒にああだこうだやりながら料理を作って、お酒を飲みながら様々なテーマで夜遅くまで話すことがもうできないと思うと、さみしいなぁ。
フィリピンの経済・景気は今日も死んでます。
コメント
こんにちは。
いつもブログの更新を楽しみにして読ませてもらってます。
(待ち遠しいくらいです)
今回はとても悲しいお話ですね。
文章そのものからすごく伝わってきたので、これを書いています。
次第に、ますます確かにTakaさんがそこにいる理由を自問自答してしまいそうですね。
僕自身も、フィリピンで奮闘しているTakaさんを陰ながら応援している気持ちはあっても、なぜそこに拘っているのか理由を見出すことは困難な気がします。
とくにアドバイスじみたことは何も言えませんが、これからも葛藤しながら自身の判断を優先していったら良いんだと思います。
いつかTakaさんの店でたこ焼きを食べることが私のちょっとした夢です。
頑張ってください。(どういう方向に頑張るかはTakaさん次第ですし、どういう方向であっても、それは正しいと思います)
こんにちは。日本からメッセージをいただけてとっても嬉しいです。
私の友達は私が語学学校のマネージャーをしていた時の生徒で、
ご縁があって一緒にイロイロにのける決断をしました。
私が出会った200人くらいの学生のうち、ダントツで一番英語の能力が高くて、
そしてちょっと変人なところがあるひとでした。
彼は軍師・参謀のようなポジションがよく似合う人で
いつも根拠をもって私にアドバイスをくれました。
今回も最後にプログラミングの可能性について話をして、
この能力が今後しばらくは経済を作ることになるから、
一から学んでみてはどうかとのことでした。
今、私が住んでいるフィリピンのイロイロは最悪な状況です。
表面上はみなさんつくろっていても、実態としてはたくさんが人が飢餓で苦しんでいます。
私はどうにかJennyとKizzaを助けたいと思っています。
彼女たちは以前のパートナーとは違い、素直でよく働く子たちからです。
私のTakoyakiはそこそこおいしいと思いますよ。
少なくとも地元の人には愛されていますし、FB上でも4000人以上が評価してくれているので
私はその結果が嬉しいです。
早く以前のように観光ビザでの滞在が許可されるといいですね。