MUSHIN JAPANESE CAFE 2020 その31 コロナで死にゆくフィリピン・イロイロの現状

フィリピン・イロイロにある田舎町、サンタバーバラの中で、どうにかたこ焼き、ラーメン、餃子などを販売して暮らしている日本人のTakaです。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

フィリピンは相当追い詰められている

2020年の9月下旬段階で言えることですが、フィリピンの状況はそうとうひどいことになっています。

私の住むイロイロ・サンタバーバラの町の影響は、

町全体の消費が落ち込む(70%程度減)

人が外を出歩かなくなる(70-80%程度減)

閉店が目立つ

こんな感じになってしまいました。

今月上旬に政府が子供をもつ家庭の世帯主に一律5000ペソを配る、という政策があったようですが、はっきりいってほとんど役に立たない程度のお金でした。

お金をばらまいた週のみ一瞬消費が増え、すぐにまた元に戻ってしまったのです。

私は田舎に住んでいますが、市内に住んでいる友達から、

「家の外で飼っていた犬が殺されかけました」

と連絡が来ました。

話をよくよく聞いてみると、貧困層の人達によってやられてしまったようです。

殺して肉を食べようとしているのが理由のようでした。

まぁ犬を食べるのは韓国が世界に誇る伝統的な文化ですが、中国、ベトナムの一部でもあるということはその国に住む友達から聞きました。

フィリピンでは聞いてことありませんでしたが、彼らも相当追い詰められているのが伝わります。

今のフィリピンの人の多くは仕事を失い、お金を失い、働く手段がありません。

私の住んでいる平和の象徴フィリピン・イロイロの市内の一部でさえこの状況なので、マニラはどうかと調べてみたら、とんでもないことになっているようですね。

強盗・略奪は当たり前に起きており、ネズミを殺して肉を食べながらどうにかしのいでいる人も珍しくはないという記事を読みました。

フィリピンのネズミはとても大きいものもあり、普通に30㎝以上だって珍しくありません。

もちろん、こういうことが起きるのは最貧民の人たち、スラムに住んでいる人です。

そのような人たちですから、ウイルスから身を守るための行動は満足にできていません。

結果として感染が増え続ける、という構図のようです。

別に感染しても死ぬ人はとんでもなく少ないんですけどね。

どぅてるで大統領就任年に麻薬関係者6000人以上殺害されたことを考えると、今のフィリピンでお年寄りと疾病持ちのコロナ死者5000人はそれほど大きな数字には私には思えません。

さてさて、そんな中で市内以上のお給料を支払ってる私。

頑張っています。

今の状況では収入を作れており、給料を支払えていることが奇跡です。

オンライン家庭教師の面接を受けてみました

なんとなく家庭教師ならコロナだと需要あるだろうし、教師だったこともああるし、家庭教師の経験もあったので、面接を受けてみました。

面接官は40台半ばくらいの小奇麗な女性。

私が今フィリピンにいることを伝えると、

「私も毎月フランスに行かなくちゃならなくて、今もそうなんですけどなかなか大変です」とか意味不明なことを話していたので

思わず、「コロナで外国人の受け入れをしていないフランスに、どうやって入国したんですか?」って聞いたところ、不機嫌になってしまいました。

また、「英語ができると話していましたが、私もできますよ。どれくらい英語できるんですか?」と聞いてきたので、

「フィリピンの初心者先生に基礎文法の教え方やTOEICの基礎を教えていました。」

「この面接を今から英語に切り替えるのはどうですか?」

って話したらまた不機嫌に。

私には意味がわからない。。。なぜ不機嫌になるのだろう。

ただの無職・フィリピン在住・貧乏人・困ったさんの日本人なのに。

これが日本の社会なら、私はその組織の中でやっていく人材には当てはまりませんね。

日本語教師なら外国人相手だしいいのかもしれませんが。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク