フィリピン・イロイロの田舎でビジネス2021 その19 目的を失いつつある私

フィリピンのイロイロの田舎町、サンタバーバラにて日本食カフェや日本語教師をしながらどうにか暮らしているTakaです。

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よく働くスタッフに突然お金を渡してみました

Jennyはいつも本当によく働いてくれています。

気が利くし、私の話をしっかり聞く。

たこ焼きをどうやってよりおいしく焼くか、餃子をどうやって焼くか、などなど自分の能力を向上させようとしているのも伝わります。

そんなことでお給料とは別にお金を渡してみました。

小さな金額ですが…。

「いつも暑い中一生懸命に働いてくれているし、この間の親戚のお葬式で、きっとお金を使ってしまったでしょう。」

「Jossieがいた時からお金を渡したかったんだけれども、彼女は私があなたにお金を渡すことに対してずっと反対していたけど、いなくなったから渡せるようになった。」

というように嘘ではなく、本当の情報だけを伝えます。

当たり前ですが、本当にうれしそうにしていました。

「こんなこと人生で初めてです!!」

「ありがとうございます!!」

よかったのかな。

日本語を勉強していた人たちが去ってしまいました

3人の女性に対して日本語を教えていたのですが、

3人ともイロイロあって去ってしまいました。

Aさん

Aさんはバリバリ日本語が話せる頭のいい女性です。

まだ21歳なのに、ずっと独学で日本語を勉強して、声優を目指しています。

Youtubeに自分の好きなフレーズを音読してアップしたり、

日本ではやりの「うっせぇわ」はもちろんすでに暗記しています。

彼女はもともとエンジニアの大学を卒業したのですが、国家試験を控えています。

そのため一時的に市内で部屋を借りながらレベルの高い人たちと学習をすすめつつ、10月の試験に臨むそうです。

毎日10時間は勉強をして、合間に日本語を勉強する予定だと話していましたが、驚きのスケジュールですね。

こんな感じでバリバリ日本語でやりとりをしています。

彼女は本当にすごかった。フィリピン人とは思えないくらいの知的レベル&理解力の高さを兼ねそろえている人でした。

Bさん、Cさん

女性二人組です。

彼女たちはひらがな・カタカナを習得してこれからボキャブラリーと文法を強くしていこうと計画をしていたところ、残念な結果になってしまいました。

彼女たちが所属している日本へのパイプ役をしているエージェントから、「新型コロナの影響がまだまだ続いているため、フィリピン人を人材として日本に送ることは当面の間難しい」と連絡を受けたそうです。

そのため、今一生懸命に勉強をしても日本に行くことはほぼ不可能と判断した彼女たち。

最初のロックダウンからすでに1年が経過し、家庭の経済状況もあり、働くことを決断したそうです。

仕方ありません。

ここで暮らす意味を考えてしまう私

ここで、ふと思うことがあります。

もともと、語学学校の韓国人オーナーから逃げ出してきたサンタバーバラ。

当初はJosieと将来を共に生きていくものだと思っていたために、一生懸命にたこ焼きを中心にコツコツとビジネスを始めていたのですが、みなさんご存じの通りJosieは私と一緒にいることはなくなりました。

語学を教えていた子たちも、こうやって私とは重なる時間が短かったようです。

すると、私はどうしてこんな田舎でどうにか暮らしているのかな、なんて思ってしまう時間がポツポツと生まれてきました。

いかんせん田舎です。

人通りが少ないため、コロナ化においてここで戦っていくのは簡単なことではありません。

また、スタッフはいい子ですが、先日Josieの誕生日会に出席をしていた写真がFBにアップされているのを見ると、正直なところ油断できません。

いやいやか合意があったかはわかりませんが、彼女とつながっているのは事実。

そして今回、私は新しいオーナーを見つけないといけないために、前回私を助けてくれた女性にお願いをしました。

彼女は快く引き受けてくれましたが、いくら彼女が「お金はいらない」と話そうが、そんなわけにはいきません。

しっかりお金を渡して、その代わり私が今していることに対して、できるだけ介入しないでもらえる状況を作りたいものです。

あたらしく始めたのれん分けも、どうなるかは本当に先行き不透明。

綱渡りの状況は続きます。

そういえば、Josieが隣町のスペースを借りてたこ焼き販売をする、との噂を聞きました。

私がいるSanta Barbaraには私のMushinとフランチャイズのTakotakoがあるため、たこ焼きを販売するのは得策ではないとかんがえたのでしょうか。

また、サンタバーバラにてたこ焼き販売をするのはバランガイオフィスでの合意内容に反するために隣町を選んだのかもしれません。

能力は低いがプライドだけは高く、自分の知恵がないから他者をパクる、典型的なフィリピン人の行動選択です。

私には、「Takaからもらったお金でもう一度学校に行く、どうしてもお金が必要なの!!」と母親と一緒に乞食みたいに泣きながら私にすがりつきながらも、結局その後は私の知恵の猿真似。

ちなみに隣町はJennyとKizzaの町です。

休まらないなー。

目標をまた最初から考え直していこうかな。

癒しのために子猫を飼いたいけど、3階に住んでいるのがちょっと問題だなぁ。

外で勝手にトイレをして、適当な時間になったら帰ってくるみたいなことはできないだろうし。

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コメント

  1. たろ より:

    やはりパートナーの存在が必要なのではないでしょうか?

    私は遊びにマニラに行ってたタイプなので、現地の一般女性と知り合う機会はゼロでしたが、Takaさんの周囲の状況はどうなのでしょうか?
    Josieさんが去ったからすぐ次とはなかなかならないとは思いますが、良いなと思える方が身近に居るならもうすこしそこで頑張ってみるのも手だと思います。

    そちらに特に候補となりえる方が居なさそうなら都市部でビジネス再挑戦か、もしくは帰国ですかねぇ。
    ただ、この悪条件が重なってる状況では現地で頑張っても結果が出ないような気がします。

    逃げるのではなく戦略的な撤退です。

    イチ読者としては現地で踏ん張って格闘するTakaさんのレポートを読みたいですが、走り続けて来られたので少しお疲れなのではと思います。
    コロナが落ち着くまで日本で身体と心を癒して、自由に往来が出来るようになってから再挑戦!!!

    というのはいかがでしょう。

    • taka より:

      こんにちは。
      メッセージをありがとうございます。

      ご指摘いただいた部分は本当にその通りです。

      フィリピンに来た最初のことはたくさん遊んだりもしましたが、今はそんな気持ちがあまり
      わいてこないんですよね。

      最近はたこやき販売を頑張ってくれているRainさんが私に対してとても好意をもってくれていて、
      私に対して感謝と行為を伝えてくれています。
      さんざんJosieのことを引っ張っておきながら、彼女と仲良くなるか葛藤している自分が
      我ながらフットワークが軽い男だな、と思えます。

      Rainさんのところのような小さい拠点をいくつも作り、定期的・自動的に収入が入ってくる状況を作るのも
      楽しいかな、と思えたりもしている状態です。

      私の対応の甘さに読んでいてイライラすることもあるかもしれませんが
      見守っていただけると嬉しい次第です。