フィリピン・イロイロの田舎でビジネス2021 その16 今後に向けての展開

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにて日本カフェと日本語教師をしながらどうにか売らしているTakaです。

お店のゴタゴタも落ち着いて、コロナの影響下で販売するという難しい状況です。

問題が解決したからといって、売り上げに関する課題は今も残ったままです。

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新しい試みを始めることにしました

私が友人と話していたのは、私が住んでいるサンタバーバラの町で販売するのは限界があるため、他の人に他のところで販売するのはどうか、ということです。

お店の認知度は高まってきていますし、市内からの顧客がいるくらいですので、そこそこの結果は残しています。

しかしながら、どうにもこうにもフィリピン人の人に販売をしてもらう、ということで困難なことがあります。

それはお金に関することです。

例えば、売り上げの〇%を支払う、という約束にしても、間違いなく売り上げを少なく見積もるでしょう。

私からたこ焼きソースを買ってもらいそれを利益にする、ということにしても、そのうち私から買わずに自己流の適当な味にしてしまうことは間違いありません。

そこで今回考えたことはこんな感じです。

①毎週一定額のお金を支払ってもらう。

②たこ焼きソースは私から私が作ったオリジナルのソースを購入してもらう

③たこ焼き粉も上記同様私から購入

④たこ焼き販売で発生したお金は全てが相手側の利益になる

というものです。

これによって、相手がどんなにお金をちょろまかそうが、おいしくないたこ焼きソースを自作しようが、私に対して毎週送金をしなければなりません。

送金が止まると、その時点でたこ焼きソース・たこ焼き粉の販売、Mushinの名前の使用権が消滅し、サポートを一切しないという仕組みです。

ほぼ間違いなく送金が滞ることは目に見えていますが、ちょっと試してみたいなと考えています。

たこ焼き販売に関して意欲を見せてくれた人がいました

今回、私のたこ焼き販売に関して意欲を見せてくれた方がいます。

Rainさんという31歳のシングルマザーの女性です。

私と何度か打ち合わせをして、私のたこ焼きを彼女のできる範囲で販売してみたいとのことです。

私の信頼を得るためか、彼女は包み隠さず話し、包み隠さず見せてくれたような印象です。

・金銭的な事情で、スラムに住んでいる。

・サウジアラビアでメイドとして2年間働いていたが、コロナの関係上帰ってきた。

・兄弟の子供を含めて10人の家族で暮らしている。

ということでした。

彼女が「恥ずかしいけど、隠したくない」との理由からお家にお邪魔させてもらったのですが、スラムでしたね。

本人もスラムエリアに暮らしている、と話していましたが本当のスラム。

一つの居住区に、たくさんの人がぎゅうぎゅうになって暮らしている印象です。

水道がないためポリタンクの生活用水を5ペソで購入していました。

将来の夢は家族が暮らせる家をもち、プライバシーが守られた中で暮らすことらしいですが。

私は電気のたこ焼き調理機を持参し、彼女や子供たちの前で焼きましたが反応はとてもよかったです。

「子供たちはキャベツやネギを食べないのに、たこ焼きだとおいしいといって食べてる!!」と驚いていました。

後は「ソースが本当においしい、今まで食べたものとは違う」

と話し、私から直接ソースを購入することの意味が分かったようでした。

とりあえず、失敗するかもしれませんが、私の投資は0で済むので、後は彼女次第かと思います。

彼女に伝えたことは、たこ焼きを販売し、その後うまくいくようならお互いが納得いく形で契約書を作る、ということです。

もちろん彼女が成功するのが望ましいですが、フィリピンですので期待を一切しないくらいがちょうどいいかな・・・。

彼女のうちにいたたくさんの子供のうちの一人、猫と遊ぶ女の子。

ボロボロの私のカバンで遊ぶ子猫。かわいい。

私自身がガス屋さんの一部スペースを1日100ペソで借りてたこ焼き販売をしていた日々が懐かしいです。

あの時はコロナ前なのもあって結構売れたなぁ。

彼女もたくさんたこ焼きを売ることができるといいのですが、どうなるかな。

快適なMushinで再スタート

Josieが旅立ってくれたことで、JennyとKezzaの3人でお店が始まりました。

Josieが去ってから、周りのお店で働く人たちがMushinに来て世間話をしていく時間が増えました。

みんなでおいしいものを食べようか、と話をしたときにはKezzaもJennyもノリノリでしたが、私が「何を食べたいの?」と聞くと、

・Chooks to goのチキン(チェーンのローストチキン)200ペソ

・ラファエルのピザ(85ペソ)

・ジュース(30ペソ)

・焼き鳥(100ペソ)

だそうです。

他にないのかをたずねても

「ミスターTaka,これでも十分に多くて全部食べられないのに、他に頼んだら多すぎて食ほとんど残しちゃうと思います」

との返事。

Josieに同じ質問をしたときには小高いお店での料理やプレゼントとの返事が返ってきていましたが、彼女たちは違うようです。

お客がいないときにはChooks to goのスタッフの女性とJenny とKezzaでトランプをして楽しそうにしていました。

みんなJosieがいた時には見せないような笑顔だったのが印象的。

平和に暮らせて幸せだ。

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